山田の優しさの違い
せつなと申します。
eighter歴一年のど新規なのでお手柔らかにお願いします!!
今回素敵な関ジャニプレゼン学会に参加させていただいて、書いた記事です。多少手直ししております!
えー、タイトル通り山田の優しさについてです!
2人ともよく「優しい」「気遣いの人」と言われることが多い。
しかし、2人のやさしさってなんか種類が違う気がするとふと思ったのです。
eighterになるきっかけを与えてくれた子に送ったラインです。
実はこのころから度々考えていたので、やっと語れると思うと嬉しい限りです。
それでは考察開始!!
〇参考図書
そもそも「やさしさ」とはなにか。
大学で社会学*1を勉強しているので、少し社会学的に考えてみます!
まず「やさしさ」について学ぶためにこちらの本を参考にしました。
- 作者: 森真一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 新書
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この本を参考にしたいと思います。
ちなみにこれは二人の「やさしさ」を比較はしますが、優劣をつけるものではないので悪しからず!
〇二種類のやさしさ~何を優先するか
まずこの本には、二種類の「やさしさ」について書かれていました。
それが「治療的やさしさ」と「予防的やさしさ」です。
まず、「治療的やさしさ」について。
将来、相手が苦労したり傷ついたりしないように、いまは相手にきびしく接して、反省させたり、ある態度や技術を身につけさせる(中略)
きびしく接するので、相手を傷つけることもあります。しかし、それは、将来の相手のことを思っておこなう行為です。
(出典:『ほんとはこわい「やさしさ社会」』)
「治療的やさしさ」は相手の「将来」を見据えています。たとえいま多少傷つけることになっても「将来」を優先させるのです。
一方で「予防的やさしさ」について。
現代的なやさしさです。それは、いま傷つけないように全力を尽くすこと、を要求します。(中略)いまは傷つけるかもしれないが将来を思えば仕方ないと考えるのとは、対照的です。
(出典:『ほんとはこわい「やさしさ社会」』)
「治療的やさしさ」は「いま」やさしくすることに全力です。彼らは「いま」を優先しているのです。
ここまで読んだ人は想像ついたと思いますが、安田さんは「治療的やさしさ」で丸山さんは「予防的やさしさ」だと私は考えます。
たとえば今回の安田さんの怪我とブログの更新について。安田さんは3か月間まったく更新をせず、テレビにも姿を現しませんでした。正直、この3か月間は不安で仕方なかったです。一応週に1度更新されるレンジャーで生存確認をしなければなりませんでした。ですが、安田さんは公表明けのボク。でも言っていたように「いつか真実を話せるとき」という「将来」を優先させたのです。
では一方で、もし丸山さんが安田さんと同じような状況になって、個人ブログも元々不定期更新だったら、きっと丸山さんは更新を続けたと思います。(憶測でしかなくて申し訳ございません)丸山さんは「一瞬たりともファンを心配させたくない」という「いま」を優先させたでしょう。それが予防的やさしさです。
どちらもとてもファン想いでやさしいです。ただ「何を優先させるか」というのが異なるのです。
追記:これを書いていて雛安の食事断りエピソードを思い出しました。一度友人との食事を邪魔された安田さんはきっと「このまま接していたらまた同じようなことをされる!一度突き放さなきゃ」と思ったのかなと。丸山さんなら多分突き放すことはできないと思います。安田さんは結果的に反省した(?)村上さんと今では仲良くご飯に行けているので「治療的やさしさ」のなせる技だなと思います。
〇先天的後天的やさしさ
(ここからは本を参考というよりは本から少し飛躍した私の見解になります…)
たとえば、こういう状況を想像してみてください。
満員電車で自分は座っていて、目の前に少しおなかの大きな女性が立ちました。そのとき山田の二人はどうするでしょうか。(そもそも2人が電車に乗るのかということは置いておいて)
丸山さんは真っ先に気づくと思いますが、きっとそこで逡巡してしまうと思います。「この人は本当に妊婦さんなんだろうか、もし違って相手を傷つけてしまったらどうしよう」と考え、悩んでしまうと思います。
一方で安田さんは丸山さんほど悩みはせずに席を譲ると思います。どこまで考えを巡らせるかはわかりませんが、「もし間違えていても座れたほうが嬉しいやろ」くらいに思うと思います。
ここで考えたいのは、「やさしさ」の先天性と後天性です。
安田さんのやさしさは先天的*2丸山さんのやさしさは後天的*3と考えます。
安田さんは無意識の、天性のやさしさを持っている人だと思います。生まれた時から、ご両親の影響なのか意識をしなくても周囲に対してやさしく接してきたのだと思います。
その一方で、丸山さんは後天的な、つまり努力して手に入れたやさしさだと思います。「丸山さんがもともとはやさしくなかった」などというわけではないのですが、丸山さんは「周囲に気を配る」ということをとても意識していると思います。「ファンの方を幸せにする」ということに本当に全力だと思います。そうでなければ毎日更新のブログをあんなに長く続けたり、LIVEの曲中に多くの人にファンサすることはできないと思います。
〇「やさしさ」の対象
続いては、彼らが「やさしさ」を発揮する時に何を対象にしてるかについて考えます。
具体例を挙げると考えるとすると、まずいきなりドッジの小籔さんがゲストの会の丸山さんを思い出してください。
ボールを持ったもののうまく振る舞えなかった丸山さん。そのあとみんなで談笑しているときにとても深いため息をつき本番に反省をしていました。
丸山さんは「いまこのとき」「周囲のひとたちを」「変な空気にさせてしまったこと」に落ち込んでいるのです。努力して周囲を喜ばせようとする丸山さんなので納得です。周囲の表情や周囲の人たちが何を思っているのかということを考えすぎてしまうのだと思います。
そういえばこの前*4大倉くんと高橋くんでもライブMCについて落ち込んで反省してたという話がありましたよね。私はあの日の公演に入っていたのですがそこまで酷かったとは思わなかったのでやはり丸山さんは少し気にしいなのかなぁと思いました。
では続いて安田さんの例。ちょっと具体的な例を挙げるのは難しかったのですが、MC中に安田さんのふわふわとした発言によってなんか変な空気になる時のことを思い出してみてください。そんな空気になることはあまり珍しくはないのですが、安田さんはその空気に気づきながらもニコニコ~っとしてその場を何とかしようとはしなかったり、なんでそんな空気になっているのかがわからずきょとんとしていることが多い気がします。(それで村上さんにシバかれてるのをよく見る)
このことからも、安田さんは「その場の空気」というものを丸山さんほど重視していないのかなぁと思います。まぁメンバーがこっそり体調悪いことに気づいたりすることも多いそうなので、「人」に対しては気づく人だと思うのですが「空気」に対してはあまり敏感ではないのかなぁと。
つまり、丸山さんは「その場の空気(とそこにいる人々)」を対象にし、安田さんは「個人」を対象にしているのだと考えます。
追記:塩津さんから「安田さんは客観的やさしさ、丸山さんは主観的やさしさなのでは」というコメントをいただきました。この対象の違いは塩津さんの言う通りその視点の違いから生まれるものだと考えます。それも踏まえて今度考察しさらに追加したいと思います!!
〇結論
この話は結論を出すべきものなのかというのは少し迷ったのですが、一応考察ということなので結論のような推察のようなものを記しておこうと思います。
安田さんは個人を慮る天性のやさしさの人、丸山さんは周囲の人々や空気を慮る努力の気遣いの人
私はこう推察します!まだまだeighter歴浅い私の見解いかがでしたでしょうか。
もし「このエピソードはどう?」とかいうのがあれば是非ドシドシコメントしていただきたいです!
私なりに考察して追記していきたいと思います。
ここまで長い分をお読みいただきありがとうございました!書いててとても楽しかったです!!